新製品Elcometer 456ウルトラ/スキャンプローブ

 

新製品Elcometer 456ウルトラ/スキャンプローブ

 


 

1940年代に塗装膜厚計が登場して以来、膜厚測定により乾燥後の塗膜の平均膜厚、最大膜厚、最少膜厚を算出し、塗装スペックと比較することができるようになりました。

 

 

 

1980年代半ばに、統計値を自動計算できるデジタル式塗装膜厚計が登場したことで、検査員はより効率的に塗装の評価が行えるようになりました。それから30年以上を経て、塗装膜厚計は以前に比べよりパワフルで使いやすく、より正確で再現性良くなっています。

 

 

 

例えば、Elcometer 456塗装膜厚計では、測定値を塗装スペックと自動的に比較したり、画面上でのグラフの表示、個々の測定を行った日時を記録させることなどができます。さらに、測定が行われた場所の正確なGPS座標を記録した測定データをワイヤレスでスマートフォンに転送することもできます。

 

elcometer 456 coating thickness gauges

 

エルコメーター 456デジタル膜厚計

 

 

今日の典型的な標準規格および試験方法では、検査員に塗装表面上での複数個所の測定を行うことが要求されます。膜厚計の測定スピードは飛躍的に速くなっていますが(Elcometer新型456膜厚計では旧型に比べほぼ2倍、一分間に70回の読み取りができます)、膜厚計自体の設計上、測定の際にプローブを塗膜面に対して上げ下げすることが必要なため、そのことが測定時間を左右するようになっています。

 

 

 

新製品 Elcometer 456ウルトラ/スキャンプローブのご紹介

 

  

Elcometer 456塗装膜厚計用の新製品ウルトラ/スキャンプローブは、プローブ自体や塗装面を傷つけずに表面移動ができるのに加え、一分間に140回以上読み取り可能となり、磁性(F)、非磁性(NF)金属上での測定スピードを大幅に向上させています。

 

 

すべてのウルトラ/スキャンプローブには、はめ込み式で交換可能なエンドキャップが取り付けられていますので、塗装表面をスライドさせても、測定の正確性を維持するのに極めて重要なプローブ先端を、使用期間中に摩耗させることがありません。
Elcometer社のパテントである補正機能により、キャップ自体の厚さは測定値から除外されます。また、摩耗したキャップの新品キャップへの交換が必要になれば膜厚計が警告メッセージを表示します。

scan probe エルコメーター 456

ウルトラ/スキャンプローブ

 

 

Elcometer 456のウルトラ/スキャンプローブは従来のプローブと同じ使用法、または、スキャンモードや自動繰り返しモードにてご使用いただけます。

 

 

 

スキャンモード

 

 

このモードを選ぶと、塗膜面全体をスライドさせることができます。プローブは塗膜面から非接触のまま、スキャンした範囲全体の平均膜厚、最大値、最小値を表示します。

 

 

この3つの値は測定日時と一緒にメモリに保存されます。これらの値は測定値のグラフ表示の画面にも表示されます。

elcometer 456 scan mode

 スキャンモード

 

 

スキャン中には、Elcometer 456はリアルタイムで読み取り値を表示します ‐ 公称膜厚 およびユーザーが設定した膜厚限度値と一緒にアナログバーで表示します。

 

つまり、プローブを塗膜面上で滑らせ、そのあと塗膜面から離すだけで、平均膜厚、最大膜厚、最少膜厚の読み取り値、さらにそれらの値が事前に設定した限度値に入っているか、という有益な情報が素早く画面上にて一目で確認できます。

 

scan mode low high readings

scan mode bar graph scan mode run chart

 

スキャン時の最大値、平均値、最小値

 

アナログバーグラフ

 

トレンドグラフ、平均膜厚、レンジ

(最大値と最小値)

 

 

スキャンモードはまた、「ホールド」機能と合わせて使用できます。この機能では溶接の接合部分や切出し部分などで瞬間的にプローブを離し、すぐに塗膜面にタッチさせることで、データ記録を連続して行いますのでデータが、途切れることがありません。

 

 

自動繰り返しモード

 

 

自動繰り返しモードでは、塗膜表面でプローブをスライドさせ、一分間に140点以上の個別の読み取り値を膜厚計に記録させることができますので、広い測定範囲で個々の測定点での膜厚の記録および解析が必要とされるような検査において、大幅に作業スピードを速めることができます。

auto repeat mode

 

オートリピートモード

標準規格やテスト方法で作業する場合

 

 

国際規格やテスト方法ではしばしば、ある測定範囲内での測定点の数や、塗装表面全体で必要な測定範囲の数などが記載されています。

 

 

例えばSSPC PA2では、10m2以上の塗装面にて、1つの測定範囲内で3点の読み取り値が必要、また測定範囲は5以上であることが要求されています。Elcometer 456の平均値計算および固定バッチモードを自動繰り返しモードのウルトラ/スキャンプローブと合わせて使用することで、膜厚計は自動的に3点の読み取りを行って平均値を保存し、次の測定に移れます。

 

 

このように、ユーザーはもう各読み取りの間にプローブを塗膜表面から離す必要がなくなります – SSPC PA2(又は同等のテスト方法)の場合、約40%の時間短縮となります。

 

 

詳細につきましては, どうぞsales@elcometer.com